体の不調と向き合う話

子宮内膜ポリープ手術を2回受けた体験談|日帰りと入院・全身麻酔の違い

婦人科の待合室で不安そうに座る女性をイメージしたアイキャッチ画像
ぶたまん
この記事について
私が経験したのは子宮内膜ポリープです。手術を2回受けた実体験と、公的機関の情報を分けて整理しています。診断の代わりではなく、違いが分からず不安なときに頭を整理し、必要に応じて婦人科へ相談するきっかけとしてお読みください。
先に結論
1回目は、手術方法や麻酔をよく理解しないまま日帰り手術を受け、手術中の痛みと怖さが強く残りました。

2回目は、全身麻酔だったため手術中の痛みは感じませんでしたが、麻酔後のだるさや喉の乾燥など、回復のつらさがありました。

私が経験して分かったのは、「日帰りか入院か」だけでは負担を決められないということです。手術方法、麻酔、術後の流れを、自分の場合はどうなるのか医師へ確認しておくことが大切だと感じました。
子宮内膜ポリープの1回目の日帰り掻爬術と、2回目の1泊2日の子宮鏡下手術を比較した図
私が受けた2回の子宮内膜ポリープ手術の違いです。同じ病気の手術でも、私が感じた負担は異なりました。

子宮内膜ポリープの手術を2回受けました

私が最初に子宮内膜ポリープの手術を受けたのは、第1子を出産する前です。

その後、2回の出産を経て、約5年後に再び子宮内膜ポリープが見つかりました。

2回の手術は、次のように異なります。

  • 1回目:日帰りの掻爬術
  • 2回目:1泊2日の入院による子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術

2回目の手術名、全身麻酔、入退院日は、当時の手術説明書と診療明細、退院証明書で確認できました。

一方、1回目は書類が残っていません。麻酔の正式名称も確認できないため、この記事では当時の記憶をもとに、「麻酔を受けたものの、十分に効いていないように感じた」と書きます。

2回目の受診のきっかけは、約2週間続いた茶色い不正出血でした

2回目の異変に気づいたのは、生理が終わったあとも茶色い不正出血が続いたときでした。

1日や2日ではなく、約2週間。
先月も今月も、生理が終わったはずなのに出血が続いていました。

当時は仕事、育児、家事で毎日いっぱいでした。婦人科の待ち時間や内診を考えると、正直なところ、できれば行きたくありませんでした。

それ以上に足を重くしたのが、1回目の手術の記憶です。

「受診したら、またあの手術を受けることになるかもしれない」

そう思うと怖かったのですが、重い生理痛のことも相談したくて、近くの婦人科を受診しました。

不正出血にはさまざまな原因があり、症状だけで病名を判断することはできません。国立がん研究センターは、月経ではない期間の出血に注意が必要であり、おりものに血が混じって褐色になる場合もあると案内しています。

エコー検査で約3cmの子宮内膜ポリープが見つかりました

近くの婦人科でエコー検査を受けると、約3cmのポリープが見つかりました。

その婦人科では手術ができなかったため、手術可能な病院への紹介状を出してもらいました。

約3cmと聞いたとき、私の頭に浮かんだのは「大きいけれど、がんではないの?」という不安です。

ただし、ポリープの大きさだけで良性・悪性を自分で判断することはできません。症状だけで子宮内膜ポリープ、子宮筋腫、子宮体がんを見分けることも困難です。

ポリープ・筋腫・体がんの違いが不安な方へ
できる場所や性質、似ている症状、検査の違いを別の記事で整理しています。
→ 子宮内膜ポリープ・子宮筋腫・子宮体がんの違いを見る

2021年には、2回目の手術前に初めて子宮体がん検査を受けました。そのときの痛みや検査後の体調、2026年に受けた2回目の検査については、子宮体がん検査の体験記事にまとめています。

1回目は日帰りの掻爬術でした

1回目の私は、手術方法や麻酔についてほとんど知識がありませんでした。

医師から提案された日帰りの掻爬術を、「入院しなくてよいなら、その方が負担も少ないのだろう」と受け止め、そのまま決めました。

ところが手術中、私は医師や看護師の会話が聞こえるほど意識があり、痛みも感じていました。

体を動かしたり、声を出したりできないように感じ、ただ終わるのを待つしかありませんでした。

「このまま続くの?」

「私が痛いことは、伝わっているの?」

何が起きているか分かるのに、自分ではどうすることもできない。その怖さが、手術後も強く残りました。

ただ、当時の麻酔の正式名称や、なぜその状態になったのかは確認できません。「麻酔がなかった」「薬の作用で動けなかった」とは断定せず、あくまで私がそう感じた体験として残します。

1回目の日帰り手術を詳しく知りたい方へ
当日の痛みや、体を動かせないように感じた怖さ、手術前に確認しておきたかったことを別の記事にまとめています。
→ 子宮内膜ポリープの掻爬術を受けた1回目の体験を読む

約5年後、2回目は入院・全身麻酔で手術を受けました

1回目の経験があったため、2回目は同じ進め方に強い不安がありました。

紹介先の病院で受けた正式な手術名は、「子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術」です。

2021年11月1日に入院して全身麻酔で手術を受け、翌日の11月2日に退院しました。

手術中の痛みは感じませんでした。そこは、1回目とは大きく違いました。

子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術と全身麻酔が記載された手術説明書の一部
2021年11月に受けた2回目の手術説明書です。個人情報を隠して掲載しています。

ただし、全身麻酔なら何もかも楽だった、というわけではありません。

全身麻酔から覚めたあと、口や喉が強く乾いていました。当時は鼻も詰まっていたため、息がしにくいように感じました。全身のだるさと食欲の低下もあり、しばらく体を起こせませんでした。

入院中に動画を見て、少し自由時間を楽しもうと思っていたのですが、実際にはその余裕もありませんでした。

お腹の痛みは強く感じなかった一方で、私には麻酔後の回復がつらかったのです。

入院当日の流れや、全身麻酔から覚めたあとの体調については、1泊2日の入院手術の体験談に詳しく書いています。

手術前の飲食は、病院から受けた指示を確認します

私が受診した病院では、入院前日の午後9時までに食事を済ませ、午後9時以降から手術当日の午前9時までにOS-1を500mlずつ3本飲むよう案内されました。

私は指示された量を飲み切れませんでした。

ただし、これは2021年に私が受けた病院からの指示です。飲食を止める時刻や経口補水液の種類・量は、手術、麻酔、病院、本人の状態によって異なる可能性があります。

この記事を読んで同じ準備をするのではなく、自分が受ける病院の説明を確認してください。

日帰りと入院・全身麻酔で、私が感じた負担は異なりました

2回を比べると、「どちらが楽だったか」を一言で決めることはできません。

1回目は日帰りでしたが、手術中の痛みと、自分ではどうすることもできない怖さが残りました。

2回目は手術中の痛みを感じなかった一方、全身麻酔後の乾燥やだるさ、食欲低下がつらく、入院後すぐに普段どおり動けたわけではありません。

私にとっての違いをまとめると、次のようになります。

  • 1回目:手術中の痛みと恐怖が大きかった
  • 2回目:手術中の痛みはなかったが、術後の回復がつらかった

ここで大切なのは、この結果をすべての人へ当てはめないことです。

同じ子宮内膜ポリープでも、手術方法や麻酔、本人の体調、医療機関の方針によって経過は異なります。私の2回の体験は、手術方法の優劣を示すものではありません。

手術前に確認しておきたかったこと

1回目の自分に戻れるなら、私は「大丈夫ですか?」だけではなく、もう少し具体的に質問します。

手術前に確認したいこと
・手術方法の正式名称
・どのような麻酔を使う予定か
・日帰りか、入院が必要か
・術後はいつごろ起き上がり、飲食できるか
・帰宅時に付き添いや送迎が必要か
・帰宅後、どのような症状があれば病院へ連絡するか
・子どもの送迎や家事を、いつまで家族へ頼む必要がありそうか

一度に全部を覚えられないときは、質問をスマートフォンへメモして持っていくと確認しやすくなります。

分からないことを質問するのは、医師を疑うことではありません。自分が受ける手術を理解し、納得して当日を迎えるための準備だと思います。

手術後、生理痛や経血量に変化を感じました

手術前の私は、生理1日目と2日目になると、痛み止めを何度か飲んでいました。

下腹部の痛みだけでなく、吐き気や全身のつらさもありました。経血量も多く、夜用ナプキンを使う場面が多くありました。

2回目の手術後は、生理痛が以前より軽くなり、経血量も減ったように感じました。夜用ナプキンへ頼る場面も少なくなりました。

これは、あくまで私自身の手術前後の変化です。

「子宮内膜ポリープが生理痛の原因だった」「ポリープを取れば誰でも生理痛が軽くなる」とは断定できません。重い生理痛には、子宮内膜症や子宮筋腫など別の原因が関係することもあります。

中学生のころから続いていた生理痛と、2回目の手術後に私が感じた変化については、生理痛と経血量の変化をまとめた記事に詳しく書いています。

2回の手術を経験して、自分の不調を後回しにしなくなりました

以前の私は、仕事や育児、家事を先にして、自分の不調はいつも後回しでした。

「生理痛は昔から重いから」

「今月を乗り切れば大丈夫」

そうやって我慢していました。

2回目の手術後は、疲れ切る前に休むことや、自分の不調を後回しにしないことを意識するようになりました。

ただし、生活を見直したことと、その後のポリープの経過に因果関係があるとは言えません。休養やストレス対策を、ポリープの治療・予防法として紹介することもできません。

私が変えたのは治療法ではなく、不調に気づいたときの向き合い方です。

忙しくても、いつもと違う出血や痛みを「気のせい」にしない。分からないことを分からないまま手術当日へ持ち込まない。

それが、2回の手術を経験した私が、今の自分へ残していることです。

子宮内膜ポリープと似た病気が不安な方へ

病気の違いを整理したい方
子宮内膜ポリープ、子宮筋腫、子宮体がんのできる場所や性質、似ている症状を、公的情報と私の体験を分けてまとめています。
→ 子宮内膜ポリープ・子宮筋腫・子宮体がんの違いを見る

よくある疑問

子宮内膜ポリープの手術は日帰りですか?入院ですか?

私の1回目は日帰り、2回目は1泊2日の入院でした。

ただし、手術方法や麻酔、病院の方針、本人の状態によって異なります。自分の場合の入院期間を、手術を受ける病院へ確認してください。

子宮内膜ポリープの手術は痛いですか?

私の1回目は手術中に痛みを感じ、2回目の全身麻酔では手術中の痛みを感じませんでした。ただし、2回目は麻酔後のだるさや喉の乾燥がつらく感じました。

痛みや麻酔の感じ方には個人差があります。私の体験だけで、自分の手術も同じ経過になるとは判断できません。

手術費用はいくらでしたか?

実際に支払った金額を確認できる領収書が残っていないため、この記事では具体的な費用を掲載していません。

入院案内には5万円の預り金が記載されていましたが、これは実際の手術費用ではありません。診療明細の点数から自己負担額を推測することもしません。

約3cmのポリープは悪性ですか?

大きさだけで良性・悪性を判断することはできません。

私も約3cmと聞いて不安になりましたが、症状や大きさだけで病名を決めつけず、必要な検査について医師へ確認することが大切です。

まとめ|同じ手術でも、私が感じた負担は異なりました

私は、子宮内膜ポリープの手術を2回受けました。

  • 1回目は日帰りの掻爬術で、手術中の痛みと怖さが残った
  • 2回目は1泊2日の入院・全身麻酔で、手術中の痛みはなかった
  • その一方で、2回目は麻酔後の回復がつらかった
  • 2回目の正式な手術名は、子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術だった
  • 手術前には、方法、麻酔、入院期間、術後の流れを確認した方がよいと感じた

日帰りだから軽い、全身麻酔だから楽と、言葉だけで決めることはできません。

私がいちばん後悔したのは、怖がったことではなく、分からないまま手術へ進んだことでした。

もし今、子宮内膜ポリープの手術を控えて不安になっているなら、その不安を大げさだと思わなくて大丈夫です。

分からないことをメモして、ひとつずつ医師へ確認する。それだけでも、知らないまま迎える怖さを少し減らせると思います。

子宮内膜ポリープの手術経験を振り返り、自宅の窓辺で穏やかに過ごす女性のイメージ
2回の手術を経験して、分からないことをそのままにせず、自分が受ける手術や麻酔について確認することの大切さを感じました。
怖さをなくすことはできなくても、知らないまま進む怖さは減らせます。
自分が受ける手術について確認することも、自分を守る準備のひとつです。
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参考にした公的情報

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2児ママ|“帰るか、整うか。”を検証する人
はじめまして、ふたまんです。 ディズニーの夜、楽しかったはずなのに——帰り道だけ、ちょっとしんどい。 このサイトは、**「翌朝、怒らないためのホテル選び」を実体験で検証する場所です。 ヒルトン東京ベイを中心に、料金・移動・子連れの現実まで含めて、“整う選択”**を残します。 ▶ まずはヒルトン東京ベイ完全ガイド へ ▶ 比較して決めたい方は 回復ホテル比較へ
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