洗濯槽の黒いカスがなくならない|洗濯物につくピロピロ汚れの掃除と判断
強そうなクリーナーを自己判断で入れず、洗濯機の型番を確認し、取扱説明書に指定された洗浄剤と槽洗浄コースを使います。槽洗浄後も黒いカスが出続ける場合は、別の洗浄剤を次々に試さず、メーカーや修理窓口へ相談します。
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洗濯機の型番を確認する
↓
指定された洗浄剤と槽洗浄コースで掃除する
↓
黒いカスが出ないことを確認する
↓
通常の洗濯へ戻す
私は以前、日立の縦型洗濯機「BW-10WV」に、粉末の酸素系漂白剤を入れて一晩つけ置きしました。
翌朝に洗いを回すと、大量の黒い汚れが浮きました。「洗い」を回しては網ですくう作業を、7回も繰り返しました。
でも、この記事をリライトするために取扱説明書を調べ直し、初めて分かったことがあります。
BW-10WVの槽洗浄では、酸素系漂白剤を使用できません。
商品に「洗濯槽のカビ取り」と書かれていても、すべての洗濯機で使えるとは限りません。洗浄剤の商品表示だけでなく、洗濯機側の取扱説明書まで確認する必要がありました。
この記事では、当時の掃除をおすすめ手順として再現するのではなく、黒いカスが出続けた実体験と、今なら最初に確認することをまとめます。
この記事の実体験は、日立の縦型洗濯機「BW-10WV」で行ったものです。日立の公式案内では、タテ型洗濯機の槽洗浄に酸素系漂白剤を使用しないよう記載されています。泡が多量に発生し、故障や水漏れの原因になるためです。
使用できるクリーナー、水温、水位、運転時間、途中停止、ふたの扱いは機種によって異なります。わが家が当時行った方法をまねせず、自宅の取扱説明書を優先してください。ドラム式には、この記事の手順を行わないでください。
娘の白いワンピースに、黒いピロピロがつきました
娘が、イオンで一目ぼれした白いワンピースがありました。
普段はボーイッシュな服を選ぶことが多い娘が、その日は目を輝かせて、
「これ、かわいい」
と言った服です。
白いレースの襟に、大好きな水色の刺繍。娘が自分で選んだことが、私もうれしかった。
そのワンピースを洗ったあとです。
白い生地に、湿った黒いピロピロがついていました。
えっ⁈
よりによって、これに付くの⁈
服をきれいにしたくて洗ったのに。大事にしたくて洗ったのに、洗濯機から黒い汚れをつけて戻ってきました。
娘が自分で選んだ、あの白いワンピースに。
もう、見て見ぬふりはできませんでした。
当時、私は3年ほど定期的な槽洗浄をしていませんでした。
塩素系の洗濯槽クリーナーを、気が向いた時に使うくらい。洗濯は毎日するのに、洗う場所の掃除は後回しでした。
そこで、ゲロや臭い洗濯で使っていた、ニチガの過炭酸ナトリウム100%の粉末酸素系漂白剤を、洗濯槽にも使ってみたのです。
商品に洗濯槽のカビ取りと書かれていたため、洗濯機にも使えると思っていました。
でも、ここに私の確認不足がありました。
黒いピロピロの正体は、見た目だけでは断定できません
洗濯物や洗濯槽に出る黒いカスは、「黒カビ」「ワカメ」「ピロピロ」と呼ばれています。
けれど、黒や茶色に見えるものが、すべて黒カビとは限りません。
洗濯槽の裏側には、衣類から落ちた皮脂や繊維くず、溶け残った洗剤や柔軟剤などが付着することがあります。そこへ湿気が重なり、カビを含む汚れになっている可能性があります。
家庭で見た目だけから成分を判定することはできません。
この記事では、検索する時の言葉として「黒カビ」も使いますが、実際に私がすくったものは「黒い汚れ」「黒いカス」と表現します。
洗濯物についたら、服だけでなく洗濯槽を確認します
服についた黒いカスを取り除いて洗い直しても、洗濯槽から出続けていれば、次の洗濯物へまた付着することがあります。
白い服だけではありません。タオル、肌着、子どもの服にも戻ってきます。
黒いカスを見つけたら、まず衣類を取り出し、洗濯槽の内側、糸くずフィルター、洗剤や柔軟剤の投入口を確認します。
そのまま次の洗濯を始めず、先に洗濯槽の掃除へ進む方が、洗い直しを増やさずに済みます。
掃除を始める前に、確認することは3つです
洗濯槽掃除は、検索で見つけた量や時間を、そのまま自宅の洗濯機へ当てはめることができません。
確認するのは、次の3つです。
本体のふた周辺や側面にある型番を確認します。
酸素系・塩素系を自由に選ばず、取扱説明書の指定を確認します。
運転時間、水温、ふたの扱い、終了後の掃除まで確認します。
取扱説明書では「槽洗浄」「お手入れ」を探します
紙の取扱説明書が見つからなくても、メーカーサイトで型番を検索できる場合があります。
説明書の目次やPDF内検索で、
- 槽洗浄
- 洗濯槽クリーナー
- お手入れ
- 使用できないもの
を探します。
洗濯機に「槽洗浄」ボタンがあっても、入れてよい洗浄剤は機種ごとに違います。縦型だから酸素系を使える、ドラム式だから使えない、と大きく分けるだけでは不十分でした。
洗浄剤の商品表示だけでは決めません
私が使ったニチガの酸素系漂白剤には、用途として洗濯槽のカビ取りが案内されています。
一方、日立はタテ型洗濯機の槽洗浄について、酸素系漂白剤を「使用できないもの」と案内しています。
このように、商品の用途と、洗濯機側の使用可否が一致しないことがあります。
両方を確認し、洗濯機側で使用できない場合は、洗濯機の取扱説明書を優先します。
酸素系と塩素系は、汚れ方より先に使用可否で選びます
以前の私は、
黒い汚れを浮かせたいなら酸素系。カビ臭さには塩素系。
と考えていました。
たしかに、粉末の酸素系漂白剤を使うと、剥がれたような黒い汚れが水面へ大量に浮くことがあります。塩素系は、汚れを細かく分解して流すため、同じように目で見えて浮くとは限りません。
でも、それは「好きな方を選べる」という意味ではありません。
先に確認するのは、どちらが強いかではなく、自宅の洗濯機でどちらを使用できるかです。
日立のタテ型洗濯機に関する現在の公式案内では、使用できるものとして、洗濯槽用・衣類用・防食剤配合の塩素系漂白剤が挙げられています。酸素系漂白剤は、多量の泡による故障や水漏れを防ぐため、使用しないよう案内されています。
機種によって案内が異なるため、日立以外の洗濯機も、必ず自宅の説明書を確認してください。
異なる洗浄剤を同時に入れたり、別の洗剤や薬剤を加えたりしません。製品表示と洗濯機の取扱説明書に従い、換気を行います。
「日を分ければ必ず安全」とも言い切れません。別の洗浄剤へ替える場合も、メーカーと商品の案内を確認してください。
【実体験】一晩つけ置きした翌朝、黒い汚れが大量に出ました
ここからは、私が当時行った掃除の記録です。
同じ方法を勧める手順ではありません。
当時の私は、約45℃のお湯を洗濯槽へため、ニチガの過炭酸ナトリウムを入れて、一晩つけ置きしました。
夜の時点では、お湯が白く濁り、細かな泡が見える程度でした。
黒い汚れは、ほとんど見えませんでした。
なぁんだ。思ったより汚れていないじゃん。
正直、そう思いました。
ところが、翌朝に「洗い」を8分回すと、水面が黒や茶色の細かな汚れで埋まりました。
こんなにあったの⁈
この洗濯機で、毎日家族の服を洗っていたの⁈
しばらく固まりました。
でも、見えたからには取るしかありませんでした。
洗いと汚れすくいを、7回繰り返しました
当時の私がしたのは、単純な繰り返しです。
洗いを回す。止める。浮いた黒い汚れを、平たい網ですくう。網についた汚れをティッシュで拭き取る。
また洗いを回す。また浮く。またすくう。
1回や2回では、終わりませんでした。
10kgの洗濯機は水面が広く、水も深いです。
網で取る。ティッシュで拭く。また網を入れる。
これを7回。
朝から始めて、終わりが見えたのはお昼前でした。
「洗濯機の掃除なんて、回しておけば終わる」と思っていました。
違いました。
お湯を運び、時間を取り、浮いた汚れをすくい、排水し、すすいで、また確認する。
洗濯槽掃除は、洗濯機が勝手に終わらせる家事ではありませんでした。
めんどくさいから、また今度。
そうやって後回しにした時間が、全部ここへ戻ってきた気がしました。
掃除後すぐに洗濯したら、まだ黒いカスが出ました
7回すくい、すすぎと脱水を終えたあと、私は通常の洗濯へ戻しました。
ところが、まだ黒いカスがつき、槽の中には少し気になるにおいも残っていました。
そのため当時は、日を改めて塩素系クリーナーを使い、さらに別の日にもう一度、酸素系漂白剤でつけ置きしました。
不安で、ダメ押ししたくなったのです。
けれど、今ならこの流れをおすすめしません。
黒いカスが残った時こそ、洗浄剤を自己判断で次々に替えるのではなく、取扱説明書に指定された槽洗浄を行い、それでも改善しなければメーカーや修理窓口へ相談します。
調べ直して、BW-10WVでは酸素系を使えないと知りました
BW-10WVには槽洗浄コースがあります。
当時の私は、途中で浮いた汚れを見てすくいたかったことと、もっと長くつけ置きたかったことから、槽洗浄コースを使いませんでした。
でも、日立の公式案内では、11時間コースは約15分かくはんしたあと、約10時間つけ置きし、すすぎ、脱水、乾燥まで行う設計です。
「しっかり時間を置きたい」という希望も、メーカーが用意したコースの中でかなえられました。
そして、日立のタテ型洗濯機では、酸素系漂白剤を槽洗浄に使用しないよう案内されています。
商品側の表示だけを見て、洗濯機側の説明書を確認していなかった。ここが、当時の私の一番大きな見落としでした。
BW-10WVで案内されている槽洗浄方法
日立の現在の案内では、タテ型洗濯機の槽洗浄に、次の塩素系洗浄剤を使用できるとされています。
- 洗濯槽用塩素系漂白剤
- 衣類用塩素系漂白剤
- 防食剤配合塩素系漂白剤
一方、酸素系漂白剤と台所用漂白剤は、多量の泡による故障や水漏れを防ぐため、使用しないよう案内されています。
BW-10WVには、3時間と11時間の槽洗浄コースがあります。
黒いカスが洗濯物につく時や、洗濯槽のにおいが気になる時は、しっかり洗浄する11時間コースを使います。日立の現在の案内では、11時間コースに防食剤配合の塩素系漂白剤が案内されています。
11時間の槽洗浄コースを選ぶ
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取扱説明書で使用できる洗濯槽クリーナーと量を確認する
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ふたを閉めて運転する
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約15分かくはんし、約10時間つけ置く
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排水・脱水・ためすすぎ2回・約30分の乾燥まで自動で行う
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運転終了後に糸くずフィルターを掃除する
日立純正の「SK-1500」は、防食剤を配合したタテ型・全自動洗濯機用の塩素系洗濯槽クリーナーです。
ただし、洗濯機は機種や発売時期によって案内が異なります。広告の商品を購入する前に、自宅の型番と取扱説明書を確認してください。
広告の商品を購入するだけで、槽洗浄の準備が終わるわけではありません。使用量やコースの選び方、洗浄剤を入れるタイミングは、自宅の取扱説明書を見ながら確認します。
1回の槽洗浄で黒いカスを落としきれなかった場合、日立は槽洗浄を何度か繰り返すよう案内しています。それでも衣類へ黒いカスがつく場合や、排水不良、エラー、強いにおいが続く場合は、別の洗浄剤を自己判断で加えず、メーカーや修理窓口へ相談します。
日立の公式情報はこちらです。
黒いカスが何度も出る時は、回数で終わりを決めません
私のように「7回すくえば終わる」とは限りません。
汚れの量も、洗濯機の構造も、それまでの使用状況も違うからです。
日立は、1回の槽洗浄で汚れを落としきれなかった場合、槽洗浄を何度か繰り返すよう案内しています。
ただし、取扱説明書にない洗浄剤を足したり、温度を上げたり、自己判断で長く放置したりはしません。
次の順番で確認します。
- 洗濯物を入れず、取扱説明書に沿って槽洗浄する
- 運転後、糸くずフィルターを掃除する
- 洗剤・柔軟剤の投入口に固まりがないか確認する
- 機種の説明書に沿って、必要なら槽洗浄を繰り返す
- 黒いカス、におい、排水不良が続く場合は、メーカーや修理窓口へ相談する
黒い汚れが大量に浮くと、全部自分ですくい切りたくなります。
でも、届かない槽の裏側まで家庭で確認することはできません。洗浄を繰り返しても衣類へ付着する場合は、自分の腕力で終わらせようとしないことも大切です。
通常の洗濯へ戻す目安
掃除後は、すぐにお気に入りの服を洗わない方が安心です。
次を確認してから、通常の洗濯へ戻します。
・糸くずフィルターに、大量の黒い汚れが残らない
・取扱説明書に沿った槽洗浄後、槽内に目立つ黒いカスが見えない
・排水不良やエラーが出ていない
・気になるカビ臭さが残っていない
不安な場合は、処分してもよい白いタオルなどで確認したくなりますが、試運転の可否や方法も取扱説明書に従ってください。
黒いカスがまだつくなら、家族の衣類へ戻るのは待ちます。
あの白いワンピースのように、「よりによって、これに」となる服から試す必要はありません。
10年使った洗濯機を、業者さんに「きれいですね」と言われました
大量の黒い汚れを見てから、私は毎日の洗濯を見直しました。
洗剤や柔軟剤を多く入れない。洗濯物を詰め込みすぎない。洗濯が終わったら、なるべく早く取り出す。
完璧にできる日ばかりではありません。それでも、「黒いカスをもう一度大量に出したくない」という気持ちは残りました。
その後、洗濯機の防水パンへ水が漏れたことがあります。
原因は、排水ホースの亀裂でした。
業者さんに来てもらった時、ついでに洗濯槽の状態も見てもらいました。当時、洗濯機は10年近く使っていました。
槽の裏側は、またかなり汚れていると思っていました。
ところが、業者さんから返ってきたのは、
「洗濯槽、きれいですね」
「カビっぽいにおいも、ほとんどしないですね」
という言葉でした。
え⁈ホント⁈
あぁ、あの苦労が報われたんだ。
そう思いました。
毎日の洗い方と、業者さんが見た状態との因果関係までは分かりません。それでも、あの黒い汚れを見た日から、洗剤の量や洗濯物の入れ方を気にしてきた時間は、無駄ではなかったように感じました。
ただし、ここでもう一つ、今回分かったことがあります。
槽がきれいに見えたことと、取扱説明書で使用できない方法を続けてよいことは、別です。
結果がよかったから大丈夫だった、と考えず、これからの槽洗浄はメーカーの案内に沿って見直す必要があります。
黒い汚れを増やしにくくする、毎日の使い方
洗濯槽を一度きれいにしても、日々の汚れや湿気はまた少しずつたまります。
特別な洗剤を増やす前に、次の基本を続けます。
- 洗剤と柔軟剤は、商品表示に沿った量を使う
- 洗濯物を詰め込みすぎない
- 濡れた洗濯物を、長時間洗濯槽へ入れたままにしない
- 洗濯終了後は、なるべく早く取り出す
- 糸くずフィルターを定期的に掃除する
- ふたや槽乾燥の扱いは、取扱説明書に従う
- 自動おそうじの設定状況に合わせ、メーカー推奨の間隔で槽洗浄する
日立の現在の案内では、自動おそうじを使っていない場合、におい予防の3時間コースは1~2か月に1回、自動おそうじを設定している場合は3~4か月に1回が目安です。
ただし、搭載されているコースや推奨頻度は機種によって異なります。自宅の取扱説明書を確認してください。
洗剤を少し多く入れれば、もっときれいになる気がする。
洗濯物を全部入れれば、一度で終わってラクな気がする。
以前の私は、どちらもしていました。
えっ、私、毎日汚れが残りやすい使い方をしていたの⁈
そう気づいた時は、少し刺さりました。
でも、必要なのは自分を責めることではありません。
今日から量を守る。
詰め込みすぎたら、次は少し減らす。
槽洗浄の時期を忘れたら、黒いカスが出る前に次を決める。
そのくらいで大丈夫です。
わが家では、以前の洗濯機の槽上部に黒い汚れが目立つようになりました。
その後、約10年使った洗濯機の故障をきっかけに買い替えることになり、「今度は同じ状態にしたくない」と毎日の洗濯方法まで見直しています。
洗濯機を買い替え、カビ予防のために使い方を見直した話
洗濯槽以外の臭いが気になる時は、悩みを分けて確認します
洗濯槽の黒いカスが出なくなっても、バスタオルだけ、子どもの靴下だけが臭うことがあります。
その場合は、洗濯槽ではなく、繊維に残った汚れや乾き方を確認します。
洗濯槽を整えたあとも臭いが残るなら、臭うものに合わせて確認します。
粉末酸素系漂白剤を衣類へ使う時の量、温度、つけ置き時間、使えない素材は、別記事でまとめています。
※洗濯槽に使用できるかどうかは、酸素系漂白剤の記事ではなく、洗濯機の取扱説明書を優先してください。
よくある質問
洗濯物についた黒いピロピロは何ですか?
洗濯槽にたまったカビ、洗剤かす、柔軟剤、皮脂、繊維くずなどを含む汚れの可能性があります。
見た目だけですべて黒カビとは断定できません。黒いカスが複数の洗濯物につく場合は、衣類だけを洗い直すのではなく、洗濯槽や糸くずフィルターを確認します。
洗濯槽クリーナーを使ったあとも、黒いカスが出るのはなぜですか?
洗濯槽の裏側にたまっていた汚れが、一度の槽洗浄では落としきれず、あとから剥がれて出てくることがあります。
洗濯物を入れず、取扱説明書に沿って槽洗浄を行い、終了後は糸くずフィルターも掃除します。何度か槽洗浄しても続く場合は、メーカーや修理窓口へ相談してください。
黒い汚れは、何回すくえば洗濯を再開できますか?
回数だけでは決められません。
私の時は7回すくいましたが、それでも通常の洗濯へ戻すと、黒いカスがまだ出ました。
取扱説明書に沿った槽洗浄を行い、槽内や糸くずフィルターに目立つ黒いカスがなく、エラーや排水不良もないことを確認します。
洗濯槽クリーナーは、酸素系と塩素系のどちらがよいですか?
汚れの見え方だけで選ばず、自宅の洗濯機で使用できる方を選びます。
日立のタテ型洗濯機に関する公式案内では、塩素系が使用でき、酸素系漂白剤は使用できないとされています。他社や別機種では案内が異なる可能性があるため、必ず自宅の取扱説明書を確認してください。
酸素系漂白剤と塩素系クリーナーを、別の日なら使えますか?
「日を分ければ必ず安全」とは言い切れません。
洗濯機で使用できる洗浄剤、すすぎ方、次に別の製品を使えるかは、洗濯機と商品の案内を確認してください。同時に入れたり、自己判断で複数の洗浄剤を加えたりしないでください。
ドラム式洗濯機でも、一晩つけ置きできますか?
この記事の一晩つけ置きは、縦型洗濯機で私が当時行った体験です。ドラム式へ同じ方法を使うことはできません。
ドラム式は水位、泡、途中停止、ドアロック、使用できるクリーナーが異なります。取扱説明書に記載された槽洗浄方法を使ってください。
黒いカスが出続けたら、業者へ頼むべきですか?
取扱説明書に沿って槽洗浄を繰り返しても衣類へ黒いカスがつく、強いにおいが残る、排水不良やエラーがある場合は、メーカーや専門業者へ相談する目安です。
洗濯槽を家庭で分解するのは避けてください。
まとめ|黒い汚れを見つけたら、まず型番を確認します
娘の白いワンピースに黒いピロピロがついた日、私は「とにかく全部すくわなきゃ」と思いました。
一晩つけ置きして、
翌朝に洗いを回し、黒い汚れを7回すくう。
すすいでも不安で、
別の日に違うクリーナーを使う。
あの時は、それが自分にできる精いっぱいでした。
でも、今なら順番が違います。
1.通常の洗濯を止め、衣類を取り出す
2.洗濯機の型番と取扱説明書を確認する
3.指定された洗浄剤と槽洗浄コースを使う
4.糸くずフィルターを掃除する
5.黒いカスが出ないことを確認してから洗濯を再開する
6.繰り返しても改善しない場合は、メーカーや業者へ相談する
商品に「洗濯槽へ使える」と書いてあっても、自宅の洗濯機で使えるとは限りません。
私が一番伝えたいのは、ここです。
黒い汚れを見つけたことも、間違った順番で掃除したことも、隠さなくていい。
調べ直して分かった今から、洗濯機に合った方法へ戻せば大丈夫です。
洗った服を、黒いピロピロを探すために広げなくていいように。
次は、娘の白いワンピースを、安心して干せるように。
