防水シーツでも布団が汚れた夜|ママの絶望を減らす側面完全防水という備え
防水シーツ、敷いてたんです。
敷いていたのに、布団が汚れました。
夜中、子どもが咳き込んで吐いた時、私はほんの一瞬だけ安心しました。
大丈夫。
防水シーツがある。
布団本体まではいっていないはず。
そう思って、吐いたものを片づけて、子どもの口元を拭いて、やっとシーツをめくりました。
その瞬間、手が止まりました。
防水シーツが、少しズレていました。
布団の端がむき出しになっていて、そこにうっすら汚れが染みていました。
指先で触らなくても分かる。
あ、これ布団までいってる。
子どもは横で、何もなかったみたいに眠っていました。
部屋は暗い。
私はしゃがんだまま、布団の端だけを見ていました。
え、待って。
防水シーツ、敷いてたよね⁈
今日の私は、ちゃんと備えたよね⁈
なのに、なんでそこが汚れるの⁈
もうさ、私にどうしろっていうのょ。
防水シーツは、子どもが吐かない夜を作るものではありません。
おねショしない子に変えるものでもありません。
でも、布団本体まで汚れる回数を減らせるだけで、夜中のママの絶望はかなり減ります。
この記事では、四隅ゴムの防水シーツでは守れなかった私が、なぜ側面まで覆える完全防水シーツを選んだのかをまとめます。
ズレる。
横から染みる。
吐く方向が予想できない。
おねショの朝、布団本体まで濡れていて心が折れる。
そんな夜を少しでも減らすために、私は「敷くだけ」ではなく、「どこまで守れるか」で防水シーツを選ぶようになりました。
子どもの嘔吐・おねショ対策は、防水シーツを「敷いているか」より、
「ズレにくく、側面まで守れるか」が大事でした。
手軽ですが、寝相でズレると布団の端が空きやすいです。
おねショだけなら助かる日もありますが、横向き嘔吐や側面汚れには不安が残りました。
布団を包むように覆えるので、私は夜中の不安を減らしやすくなりました。
- 防水シーツでも布団が汚れた夜。私は一瞬、何を信じていいか分からなくなりました
- 四隅ゴムの防水シーツでは、うちの夜には足りませんでした
- 防水シーツがズレるなら、クリップより先に「守る範囲」を見ます
- 私が選んだのは、布団を包むように覆える側面完全防水シーツでした
- ニトリ・しまむら・西松屋で探す前に、私は「形」を見るようになりました
- 防水シーツにも欠点はあります
- 防水シーツは何枚必要?私は洗い替えまで考えました
- 感染症が心配な時は、使い捨て防水シーツも逃げ道になります
- 私が実際に使っている防水シーツ
- 防水シーツを越えて布団まで汚れた夜は、布団の対応へ切り替えます
- シーツやパジャマにゲロが付いた時は、洗い方を分けて考えます
- おねショにも悩んでいるなら、防水シーツは同じ考え方で使えます
- もっと早く知っていたら、息子にあんな怒り方をしなくて済んだかもしれません
- よくある質問
- まとめ。私が守りたかったのは、布団だけではありませんでした
- 今の悩みに近い記事から読む
防水シーツでも布団が汚れた夜。私は一瞬、何を信じていいか分からなくなりました
以前は、四隅にゴムバンドで軽く留めるタイプの防水シーツを使っていました。
買った時は、それで十分だと思っていました。
布団の上に防水面があれば、汚れは止められると思っていたんです。
寝室には、私と子どもたちの布団を敷いていました。
子どもたちは寝相が悪く、私の方へじわじわ寄ってきます。
前は川の字で寝ていましたが、気づけば私は二人にしがみつかれ、羽交い締め状態。
全然、疲れが取れませんでした。
だから、布団の位置を変えました。
子どもたちは壁側。私は少し離れた入り口側。
それぞれの布団に防水シーツを敷いて、その上から普通のシーツをかける。
これで少しは守れると思っていました。
でも、ある夜。
上の子が胃腸炎になり、寝ている途中で突然吐きました。
しかも、横向きのまま。
吐いたものは、布団の真ん中に落ちませんでした。
壁へ向かって広がり、床へ落ち、布団の側面へ回り込みました。
マジか⁈
さすがに床まで守ることは考えていなかったゼ。
そう思ったあと、すぐに焦りました。
布団の上だけではない。
布団の端。
側面。
隣にあった妹の布団の端。
そこにも、少し汚れがついていたんです。
えっ⁈
せっかく防水シーツ敷いてたのに、これじゃ意味ないじゃんか。

子どもは、布団の真ん中にきれいに吐いてくれません。
横向きで吐くこともある。
壁側へ吐くこともある。
咳き込んだ勢いで、枕側へ広がることもある。
こちらの想定通りには動いてくれません。
この夜に分かりました。
防水シーツは「あるかどうか」では足りない。
どこまで守れるかを見ないと、夜中の私が詰む。
四隅ゴムの防水シーツでは、うちの夜には足りませんでした
四隅ゴムタイプにも、良いところはあります。
取り付けやすい。
外しやすい。
洗いやすい。
価格も手に取りやすいものが多いです。
だから、寝相が穏やかな子や、汚れの頻度が少ない家庭なら、十分助かる場面もあると思います。
ここは悪者にしたくありません。
ただ、うちには足りませんでした。
うちの子どもたちは、寝ている間にとにかく動きます。
頭と足が逆になる。
布団の端まで転がる。
上のシーツを巻き込む。
防水シーツも、気づくと真ん中からズレている。
久しぶりに上のシーツを外すと、防水シーツが布団の端でぐしゃっと丸まっていることもありました。
これじゃ~お前さん、
全然、布団守ってないじゃんょ。

この写真のように、防水シーツがズレると、守りたい布団の端が空きます。
普段なら、直せば終わりです。
でも、夜中に吐いた時や、おねショした時は違います。
その「空いた場所」へ汚れがいきます。
防水シーツが意味ないわけではありません。
ただ、うちの場合は、守る範囲が足りませんでした。
敷いた時はきれいでも、数日後には守りたい場所から外れていることがありました。
汚れが布団の真ん中ではなく、側面へ流れる夜には不安が残りました。
床へ落ちた汚れが布団の横や下へ回ると、防水シーツを敷いていた意味が薄れました。
防水シーツがズレるなら、クリップより先に「守る範囲」を見ます
シーツがズレるだけなら、ズレ防止クリップや滑り止めで解決できる家庭もあります。
毎朝シーツを直すのが面倒。
ボックスシーツの角が外れる。
寝返りで少し寄る。
このくらいなら、まずは今あるシーツを固定する方法から試してもいいと思います。
でも、私が困っていたのは「寝心地のズレ」だけではありませんでした。
子どもが吐いた時。
おねショした時。
汚れが布団の端や側面まで回った時。
この時に欲しかったのは、シーツをちょっと固定する力ではなく、布団本体まで汚れを広げにくい守り方でした。

防水シーツがズレた時、問題はシーツが曲がることではありません。
守りたい場所が空くこと。
布団の端がむき出しになること。
そのむき出しの場所へ、嘔吐やおねショがいくこと。
ここです。
だから私は、ズレ防止グッズだけでなく、防水シーツそのものの形を見直しました。
私が選んだのは、布団を包むように覆える側面完全防水シーツでした
私が選んだのは、布団を包むように覆えるボックス型の防水シーツです。
四隅だけへ引っかけるのではなく、布団全体へ被せる形。
側面まで覆えて、内側のゴムが布団の下へ入るタイプです。
もちろん、これで何もかも完璧に守れるわけではありません。
壁に吐かれたら、壁は汚れます。
床へ飛んだものを全部止めることはできません。
枕元や布団の外へ吐けば、処理は必要です。
でも、布団の表面だけではなく、側面まで覆っている。
これだけで、床へ広がった汚れが布団の横や裏側へ回り込む不安を減らしやすくなりました。
私には、それが大事でした。
表面だけ守るより、
ズレにくく、側面まで包んで守る方が、私は安心できました。

私は、この防水シーツの上から、さらに普通のシーツをかけています。
防水シーツで布団本体を守る。
その上に、肌ざわりのいいシーツをかけて寝る。
この形だと、子どもが直接防水面に寝るわけではないので、寝心地の違和感も減らしやすいです。
ニトリ・しまむら・西松屋で探す前に、私は「形」を見るようになりました
防水シーツを探す時、近くのお店で買えるかは大事です。
ニトリ。
しまむら。
西松屋。
ネット通販。
すぐ買えること。
値段が高すぎないこと。
サイズが合うこと。
全部、大事です。
でも、私が一番先に見るようになったのは、どこで買うかより、どこまで守れる形かでした。
四隅ゴムなのか。
敷きパッド型なのか。
ボックス型なのか。
側面まで防水なのか。
おねショだけなら、表面を守れれば助かる日もあります。
でも、咳込み嘔吐で横向きに吐かれたり、床へ落ちた汚れが布団の側面へ回ったりすると、表面だけでは足りませんでした。
だから私は、店名より先に、形を見ます。
布団のサイズに合うか。
側面まで覆えるか。
内側までゴムが入るか。
洗濯表示はどうか。
乾かせるか。
買う前にここを見ておかないと、防水シーツを買ったのに、また夜中に同じ絶望へ戻ります。
防水シーツにも欠点はあります
防水シーツは便利です。
でも、万能ではありません。
乾きにくいものがあります。
脱水で水が残ることがあります。
洗濯機や乾燥機の使い方に注意が必要なものもあります。
素材によっては蒸れやすく、寝心地が気になることもあります。
汚れたら、防水シーツ自体を洗う手間は残ります。
だから、私は「防水できるなら何でもいい」とは思っていません。
布団を守れること。
ズレにくいこと。
洗ってまた使えること。
乾かして戻せること。
子どもが嫌がらずに眠れること。
ここまで含めて、夜中の自分を守れるかを見ます。
防水シーツは、寝心地まで見ないと続きません
防水シーツは、水分を下へ通しにくいものです。
だからこそ、布団やマットレスを守れます。
一方で、素材や敷き方によっては、蒸れや暑さが気になることもあります。
防水面に直接寝ると、カサカサ感が気になる場合もあります。
私が欲しかったのは、ただ布団を守るシーツではありませんでした。
夜中に吐かれても、おねショされても、翌日また敷けること。
でも、子どもが嫌がらずに眠れること。
私が毎晩、敷き直すたびにため息をつかないこと。
ここまで含めて、続けられる防水シーツだと思っています。
だから私は、側面まで守れるかだけではなく、上に普通のシーツを重ねられるか、洗ったあとに乾かしやすいかまで見るようにしました。
防水シーツは、洗って乾かせるところまで見て選びます
防水シーツは、買って終わりではありません。
汚れる。
外す。
洗う。
乾かす。
また布団に戻す。
ここまでがセットです。
洗濯機で洗えるか。
脱水で水が残りすぎないか。
乾燥機を使えるのか。
使えないならどこに干すのか。
ここまで見ておかないと、布団は守れても、今度は防水シーツの洗濯で自分が削られます。

防水シーツは何枚必要?私は洗い替えまで考えました
防水シーツは、最初から家族分を一気にそろえたわけではありません。
まずは、よく吐く息子の布団に1枚だけ買って、使い心地を試しました。
正直、防水シーツは少し不安でした。
ゴワゴワしないかな。
寝ている時にガサガサ音がしないかな。
子どもが嫌がらないかな。
洗いにくかったら、結局使わなくなるんじゃないかな。
でも、実際に布団へ被せてみると、四隅のゴムがしっかりしていて、布団の形にピタッと沿ってくれました。
防水シーツだけが浮いてゴワゴワする感じはなく、その上からもう1枚普通のシーツをかけても、ガサガサ音は気になりませんでした。
子どもも違和感なく毎日使えていたので、ここはかなり安心しました。

洗う時は、破けてしまうのが嫌なので、大きめの洗濯ネットに入れて洗濯機で洗っています。
特に洗いにくい印象はありませんでした。
ただし、乾燥機はさすがに使っていません。
洗濯表示にも、タンブル乾燥は不可とあります。
私は、ビニールのような防水面を外側にして外干ししています。
天気がよければ、わりと早く1日で乾く印象です。
寝心地も問題なく、洗濯も続けられそうだったので、最終的に家族分4枚と、ソファー用に1枚を買い足しました。
ここまでそろえたことで、洗い替えの不安はかなり減りました。
1枚でも始められます。
でも、夜中に汚れたあと、翌日までに乾かない不安があるなら、洗い替えがあると心がかなりラクです。
特に、咳込み嘔吐が続く時期。
おねショが重なる時期。
冬や梅雨で乾きにくい時期。
このあたりは、1枚だけだと次の夜がまた怖くなります。
防水シーツは、敷いた瞬間だけで終わりではありません。
汚れる。
外す。
洗う。
乾かす。
また戻す。
ここまでがセットです。
だから私は、1枚で守れるかだけではなく、汚れたあとに次の夜をどう守るかまで考えるようになりました。
感染症が心配な時は、使い捨て防水シーツも逃げ道になります
普段の咳込み嘔吐やおねショ対策なら、洗える防水シーツを使い回せると助かります。
でも、胃腸炎が疑われる時。
下痢と嘔吐が続いている時。
洗うこと自体がしんどい時。
そんな日は、使い捨て防水シーツを使う選択もあります。
洗えるものを増やさない。
汚れたら捨てられる。
感染の不安がある時に、自分の作業を減らせる。
これは手抜きではありません。
体力を残す判断です。
ただし、感染症が疑われる場合は、自己流で普通に洗うより、感染を広げない処理を優先してください。
寝具の素材や家庭の状況によって、捨てる判断の方がラクなこともあります。
全部を洗って救おうとしなくていいです。
ママが倒れたら、家が止まります。
私が実際に使っている防水シーツ
私が選んだのは、
布団の下まで深く被せられて、側面まで覆えるボックス型の防水シーツです。
子どもが吐くこと自体は止められません。
それでも、布団本体まで染みる夜を減らしやすくなるだけで、夜中の気持ちはかなり違いました。
・咳込みで吐くことがある
・小さな風邪の咳が始まるだけで夜が怖い
・おねショもまだ続いている
・布団本体まで染みるのがつらい
・四隅ゴムの防水シーツがズレて困ったことがある
防水シーツがあれば、壁や床への飛び散り、すべての汚れを完全に防げるわけではありません。購入前に、使っている布団やマットレスのサイズ、商品の洗濯表示、乾燥方法を確認してください。
防水シーツは、子どもが吐くことを止めるものではありません。
おねショしない子に変えるものでもありません。
それでも、布団本体まで処理する夜を減らしやすくなる。
私にとっては、それだけで使う理由になりました。
防水シーツを越えて布団まで汚れた夜は、布団の対応へ切り替えます
ここまで書いてきましたが、防水シーツだけですべてを止められるとは言えません。
壁へ向かって吐かれたら、床にも広がります。
枕元へ吐けば、防水シーツの範囲外になることもあります。
洗い替え中で、防水シーツを敷けていない夜もあります。
布団本体まで汚れてしまった時は、防水シーツの記事だけでは足りません。
丸ごと洗えない布団なら、夜中は水分を吸い取り、乾燥を優先する。
分割できて家庭で洗える布団なら、表示を確認して、汚れた部分だけ洗える状態へ進める。
布団までいってしまった夜の流れは、別記事で詳しくまとめています。
布団本体まで染みていた場合は、夜中に無理して全部洗わなくて大丈夫です。布団の種類で対応を分ける方法と、洗える布団で翌朝へつなぐ流れをまとめています。
シーツを通り越して、布団本体まで濡れた方へ 子どもが布団で吐いた時の洗い方を見る 夜中の応急処置、洗える布団の対応、防水シーツで次の夜を守る考え方を確認できます。シーツやパジャマにゲロが付いた時は、洗い方を分けて考えます
防水シーツで布団本体が守れても、上のシーツやパジャマにはゲロが付くことがあります。
その場合に知りたいのは、防水シーツの選び方ではなく、洗える布類の処理です。
固形物をどう取るか。
つけ置きはどうするか。
洗ったあとにニオイが戻るのをどう減らすか。
この詳しい手順は、シーツ向けの記事で確認してください。
防水シーツで布団本体は守れても、上のシーツや衣類にはニオイが残ることがあります。固形物の取り方、つけ置き、翌朝の洗濯手順は、シーツ向けの記事で確認してください。
洗ってもニオイが戻るのがつらい方へ ゲロがついたシーツの洗い方を見る 予洗い・つけ置き・翌朝の洗濯まで、洗える布類の処理をまとめています。おねショにも悩んでいるなら、防水シーツは同じ考え方で使えます
防水シーツの出番は、ゲロの夜だけではありません。
おねショの朝も、布団本体まで濡れているかどうかで気持ちは大きく変わります。
防水シーツで止まっていれば、洗えるものだけを外して進められる。
布団本体まで染みていたら、また大きな作業が始まる。
子どもを責めたいわけではありません。
でも、洗うのは私です。
だから、寝具を守る備えは、子どものためだけではなく、私のためにも必要でした。
おねショで濡れた寝具の洗い方や、夜中に全部洗わず翌朝へ回す流れ、防水シーツと洗える布団の備えは、こちらで詳しくまとめています。
朝、布団まで濡れていて心が折れそうな方へ おねショ布団の洗い方を見る おしっこのニオイ対策と、翌朝へ回す寝具処理の流れを確認できます。もっと早く知っていたら、息子にあんな怒り方をしなくて済んだかもしれません
防水シーツの話をしているのに、どうして息子に怒鳴ってしまった話まで書くのか。
それは、私が本当に減らしたかったのが、洗濯物の枚数だけではなかったからです。
減らしたかったのは、夜中に布団を見た瞬間、心が真っ黒になるあの感じでした。
また洗うの⁈
また乾かすの⁈
また私がやるの⁈
そう思ってしまう自分でした。
側面まで覆える防水シーツがあるからといって、子どもが吐かなくなるわけではありません。
でも、もしこの防水シーツを、もっと早く知っていたら。
私は、息子が吐いた時に、もう少し落ち着いていられたかもしれないと思うことがあります。
息子がまだ2歳くらいだった頃のことです。
喘息の咳が続いていて、夜も何度も起きていました。
昨日も、その前の日も、咳き込む息子を見ながら、ほとんど眠れずに朝を迎えていました。
旦那は仕事で家にいない。
昼間の家には、疲れ切った私と、具合の悪い息子の二人だけ。
その日、息子は私と同じ布団でお昼寝をしていました。
夜に眠れなかった分、少しでも一緒に休みたかった。
横になれるだけでいい。
数分でも目を閉じられれば、それでいい。
そのくらい、私は疲れていました。
でも、眠っている途中で、息子がまた咳き込み始めました。
ゲホゲホ。
一度止まったと思ったら、またゲホゲホ。
私は目を覚まし、背中へ手を伸ばしました。
間に合わないかもしれないと分かった時には、もう遅かった。
息子は、そのまま布団の上で吐いてしまいました。
吐いて気持ちが悪くて、息子は泣いていました。
本当なら、抱きしめて「苦しかったね」と言ってあげる場面だったと思います。
でも、私にはそれができませんでした。
布団に広がった汚れを見た瞬間、心の中に残っていた最後の余裕まで、ぷつんと切れました。
昨日も洗った。
おとといも洗った。
夜も眠れていない。
また、この布団をどうにかしなきゃいけない。
そして、泣いている息子に向かって、私は怒鳴ってしまいました。
「私だって、こんなに布団で吐き散らかれて、泣きわめきたいわ」
言った瞬間に、苦しくなりました。
息子だって、吐きたくて吐いているわけではない。
苦しくて、気持ち悪くて、泣いているだけ。
分かっていたんです。
分かっていたのに、その時の私は、優しくできませんでした。
たかがゲロ。
たかが洗濯。
周りから見れば、そう思うのかもしれません。
でも、眠れない夜が続いて、
吐かれた布団を何度も洗って、
具合の悪い子どもと二人きりで過ごす時間は、
心を静かに、確実に削っていきました。
あの時、私にもう少し余裕が残っていたら。
息子へ、もっと優しく声をかけられたかもしれません。
あの頃の私は、防水シーツを使っていたとしても、四隅をゴムで留める簡易的なタイプしか知りませんでした。
ズレれば布団まで濡れる。
吐く場所がずれれば、結局布団本体まで処理が必要になる。
だから、吐かれるたびに、大きな洗濯が始まりました。
もっと早く、布団の側面まで包める防水シーツを知っていたら。
少なくとも、布団本体まで汚れる回数は減らせたかもしれません。
洗うものがシーツと防水シーツまでで止まるだけで。
重い布団本体を抱えなくて済むだけで。
私は、泣いている息子のそばへ、もう少し早く戻れたかもしれない。
防水シーツは、布団を汚さないためだけのものではありません。
看病と洗濯で限界になった私が、吐いて泣いている息子にも優しくいられる心の余裕を、少しでも残すためのものだったんだと思います。
よくある質問
防水シーツは意味ないですか?
意味ないとは思っていません。
ただ、守る範囲が足りないと「敷いていたのに守れなかった」と感じることがあります。
四隅ゴムタイプでズレていた。
表面しか守れなかった。
横向きに吐かれて、汚れが布団の側面へ流れた。
このような場合は、防水シーツそのものではなく、形や防水範囲を見直すとラクになることがあります。
防水シーツと普通のシーツはどちらを上にしますか?
商品説明に従うのが前提です。
私の場合は、防水シーツで布団本体を守り、その上から普通のシーツをかけています。
防水面に直接寝ると、素材によっては蒸れやカサカサ感が気になることがあります。
そのため、肌ざわりのよいシーツを上に重ねられるかも見ています。
防水シーツは乾燥機にかけてもいいですか?
商品によります。
乾燥機対応の防水シーツもありますが、すべての防水シーツが乾燥機に使えるわけではありません。
購入前に、洗濯表示と商品説明を確認してください。
乾燥機不可の場合は、内側の防水面までしっかり風が当たるように干す必要があります。
防水シーツは何枚必要ですか?
1枚でも使い始められます。
ただし、汚れた防水シーツを洗っている間に替えが必要な家庭なら、洗い替えを考えると安心です。
おねショが続く時期。
咳込み嘔吐が多い時期。
冬や梅雨で乾きにくい時期。
このあたりは、1枚だけだと次の夜に不安が残りやすいです。
防水シーツを敷いていても布団まで汚れたらどうしますか?
防水シーツだけで止まらない日もあります。
布団まで染みた時は、防水シーツの選び方ではなく、布団の応急処置へ切り替えます。
丸ごと洗えない布団か。
分割して洗える布団か。
家庭で洗える表示があるか。
この判断で流れが変わります。
まとめ。私が守りたかったのは、布団だけではありませんでした
子どもが小さいうちは、布団を汚すことがあります。
おねショをする。
咳き込んで吐く。
こちらが準備していた場所とは、まったく違うところへ吐く。
だから、防水シーツを敷く。
それだけで安心できると思っていました。
でも、うちの子どもたちの寝相では、四隅ゴムの防水シーツはズレることがありました。
そして、横向きに吐かれた夜、表面だけを守る形では、床から布団の側面へ回り込む汚れを防ぎきれませんでした。
あの頃の私に必要だったのは、もっと頑張る気合いではありません。
布団本体まで汚れる回数を減らし、洗濯へ持っていかれる気力を少しでも残す仕組みでした。
寝相でズレにくいこと。
側面まで覆えること。
吐いた時にも、おねショの時にも、布団本体まで濡れる負担を減らしやすいこと。
洗ったあとは、防水面へ風を当てて乾かせること。
私にとっては、この条件が大事でした。
もちろん、側面完全防水シーツでも、すべてを守れるわけではありません。
壁や床に飛び散る夜もあります。
布団まで汚れてしまう日もあります。
それでも、洗うものが防水シーツまでで止まる夜が増えるだけで、私の気持ちは違います。
私が欲しかったのは、絶対に汚れない布団ではありませんでした。
汚れてしまった夜に、
「また全部、私がやるのか」と崩れすぎずに済む仕組み。
そして、吐いて泣いている子どものそばで、
怒鳴らずに優しく手を伸ばせる自分でいること。
防水シーツは、そのために私が選び直したものです。
あの頃の私に、もっと頑張れとは言えません。
眠れない夜も、繰り返す洗濯も、ひとりで抱えるには重すぎました。
だから今は、吐いて泣いている子どもに、
少しでも優しくいられる心の余裕を残すために、
使える備えには、頼っていいと思っています。
今の悩みに近い記事から読む
防水シーツで守れた日も、守り切れなかった日もあります。
今いちばん困っている寝具汚れに近い記事だけ確認してください。
ひと晩に、全部の問題を片づけなくて大丈夫です。今いちばん心が削られている作業から、一つずつ減らせば十分です。
