洗濯物が臭い|洗っても取れない原因と悩み別の対処法
先に結論。臭い洗濯物を、全部同じ方法で洗わなくて大丈夫です。
洗った直後から臭うのか。乾いたあとに戻るのか。濡れた時だけ臭うのか。一枚だけか、洗濯物全体か。まずここを分けると、今読むべき対処法を選べます。
洗ったはずなのに、また臭う。
バスタオルで顔を拭いた瞬間、生乾き臭がムワッと戻る。
子どもの靴下は、小さいのに洗面所で大人のような存在感を放つ。
夜中に吐かれたシーツは、翌朝乾いても、まだどこかにゲロ臭が残っている。
そんな時、私は「あれだけやったのに」と思います。
洗濯機を回した。
干した。取り込んだ。たたんだ。
そこまで終えたのに臭うと、昨日の家事まで否定されたような気持ちになるんです。
でも、洗濯物の臭いにはいくつかの入口があります。
生乾き臭、汗臭さ、酸っぱい臭い、雑巾のような臭い、カビ臭さ。
ゲロや尿のように、何が付いたか分かっている臭いもあります。
それを全部、「強い洗剤でもう一度洗う」で倒そうとすると、洗濯物より先にこちらが疲れます。
この記事では、詳しい洗い方を一つずつ繰り返しません。
何が・いつ・どの範囲で臭うかを分けて、今の悩みに近い記事を選ぶための案内所にします。
全部を今日直さなくて大丈夫です。
今いちばん困っている臭いを、一つだけ選んでください。
感染性胃腸炎などが疑われる場合は、酸素系漂白剤を使った普段のニオイ対策ではなく、子どもの様子と家族に広げないことを優先します。厚生労働省や自治体などの公的な案内を確認してください。無理に家庭で洗って救おうとしなくて大丈夫です。
洗濯物が臭い原因は「いつ・何が臭うか」で分けます
臭いの呼び方だけで、原因を一つに断定するのは難しいです。
同じ「酸っぱい臭い」でも、汗や皮脂が残っている場合もあれば、濡れたまま乾くまでに時間がかかった場合もあります。
「カビ臭い」と感じても、衣類一枚に残った臭いなのか、洗濯槽から移っているのかで、見る場所が変わります。
まず、臭いを感じるタイミングと範囲を確認します。

洗った直後から臭う
洗濯機から出した時点ですでに臭うなら、汚れが落とし切れていないことだけでなく、洗濯物の詰め込み、洗剤や柔軟剤の量、洗濯槽の汚れなども確認します。
ゲロや尿など、何が付いたか分かっている場合は、普通の洗濯物と同じように入れる前の処理が必要になることがあります。
乾いたあとに臭いが戻る
洗い上がりは気にならなかったのに、乾いたシーツや服からまた臭う。
この場合、繊維の奥に汚れが残っていたり、乾くまでに時間がかかったり、厚い部分に湿気が残っていたりすることがあります。
ただ洗濯機をもう一度回す前に、何の臭いが残っているかを見ます。
乾いている時は平気でも、濡れると臭う
棚にある時は臭わないのに、バスタオルで顔を拭いた瞬間にムワッとくる。
汗をかいた途端に、洗った服から臭いが戻る。
これは、乾いている間は感じにくかった臭いが、水分を含むことで再び分かりやすくなっている状態です。
特にバスタオル、肌着、スポーツウェアなどで起こりやすい困り方です。
特定の衣類だけ臭う
家族の服は平気なのに、子どもの靴下だけ臭う。
タオルの中でも、厚いバスタオルだけ臭う。
この場合は、洗濯機全体よりも、その衣類に付いた汗や皮脂、素材の乾きにくさ、汚れの蓄積を先に見ます。
洗濯物全体、または洗濯機そのものが臭う
一枚だけではなく、洗った物が毎回まとめて臭う。
洗濯機のふたを開けた時点でカビ臭い。
服に黒いピロピロが付く。
この場合は、衣類を何度も洗い直す前に、洗濯槽を確認する方が近道になることがあります。
ゲロ、生乾き臭、靴下、おねしょ……臭いを残さないことばかり考えてきましたが、洗濯機を約10年使って買い替えることになり、今度は「洗濯機そのものを汚れにくく使うこと」も考えるようになりました。
1時間つけ置きをやめ、自動おそうじを使い、洗濯後の水分も残しにくくするようにした現在の洗い方をまとめています。
洗濯機のカビ予防を見直した話を見る
今いちばん困っている臭いから選んでください
ここから先は、全部を読む必要はありません。
ゲロならゲロ。
バスタオルならバスタオル。
靴下なら靴下。
洗濯機の前で、今いちばん気になっているものから進んでください。
クリックすると、この記事内の該当する説明へ移動します。そこで今の状況を確認してから、詳しい個別記事へ進めます。
ゲロが付いた服やシーツ、布団が臭う
夜中に子どもが吐くと、臭いだけを相手にしているわけではありません。
子どもの着替え。
寝る場所の確保。
汚れたシーツ。
布団まで染みたかの確認。
それだけでも頭がいっぱいなのに、「洗濯機に入れていい?」「朝まで置いたら臭くなる?」という判断まで増えます。
服やシーツなど、洗える物にゲロが付いた場合と、布団本体まで染みた場合では、読む記事を分けます。
発熱や下痢があるなど感染症が疑われる場合は、上の「普段のゲロ臭対策」と分けてください。
おねショ布団の尿臭が残っている
朝、布団を指先で触って冷たいと、「あぁ、今日もか」と思います。
子どもを責めたいわけではない。
でも、シーツを外して、パジャマを替えて、布団まで染みていないか確認する作業は、ちゃんと重いです。
夜中に気づいた時も、全部をその場で洗い切らなくて大丈夫です。
朝に洗える状態へつなぐところまで、と分けるだけで、言わなくていい言葉も少し減ります。
濡れた布団を前にした時の応急処置と、翌朝に回す流れは、個別記事にまとめています。
おねショ布団の対処を確認するバスタオルは、乾いているのに濡れると臭う
バスタオルの生乾き臭でつらいのは、洗濯した直後には気づきにくいことです。
洗って、干して、たたんで、棚へしまった。
それなのに、お風呂上がりに顔を拭いた瞬間、雑巾のような臭いが戻ってくる。
その一秒で、そこまでの家事が全部なかったことになったように感じます。
乾いている時は平気でも、水分を含むと臭うバスタオルは、生乾き臭の記事へ進んでください。
洗剤や柔軟剤の香りを足す前に、臭いが戻る理由と洗い方・乾かし方を確認できます。
バスタオルの生乾き臭対策を読む子どもの靴下だけ、洗っても汗臭い
小学生の靴下を、なめてはいけません。
ある日、息子が脱いだ小さな5本指ソックスを洗面所に置いていました。
部屋へ入った瞬間、あまりの臭さに
「旦那、まだ帰ってないよね⁈」と本気で立ち止まりました。
原因は、息子の靴下でした。
走って、遊んで、上履きの中で一日過ごした靴下には、汗や皮脂、泥汚れが重なります。ほかの洗濯物は平気なのに、靴下だけ酸っぱいような汗臭さが残る場合は、靴下の記事へ進んでください。
毎日ゴシゴシ手洗いするのではなく、普段の洗濯に組み込む流れをまとめています。
子どもの臭い靴下の洗い方を読むゲロやおねショを受け止めた防水シーツが臭う
防水シーツは普通のシーツと同じように見えても、防水面に水が残りやすく、洗濯機の中で偏ることがあります。
洗濯後にびちょびちょする。
脱水できていないように感じる。
乾くまでに時間がかかり、臭いが気になる。
この場合は、漂白剤を足す前に、商品の洗濯表示と洗濯機の取扱説明書を確認します。
一枚ではなく、洗濯物全体や洗濯槽が臭う
洗った物が毎回まとめてカビ臭い。
洗濯機の中から雑巾のような臭いがする。
服に黒いピロピロが付く。
こんな時は、一枚ずつ洗い直すより、洗濯槽を見る方が先かもしれません。

黒い汚れやカビ臭さが気になる場合は、洗濯機の取扱説明書を確認したうえで、洗濯槽の掃除へ進みます。
洗濯槽の黒カビ掃除を確認する「洗濯機が臭い」は、洗濯物の臭いと分けて考えます
「洗濯物が臭う」と「洗濯機そのものが臭う」は、似ているようで検索している人の困り方が違います。
洗濯物が臭う場合は、衣類に残った汚れ、洗い方、乾くまでの時間などを見ます。
一方、何も入っていない洗濯機から臭う場合は、洗濯槽だけでなく、洗剤投入口、糸くずフィルター、排水口などが関係することもあります。
カビ臭さや黒い汚れなら、洗濯槽の記事へ。
下水のような臭いなら、排水まわりの確認へ。
焦げ臭い、異音がするなど普段と明らかに違う場合は、使用を止めて取扱説明書やメーカーの案内を確認します。
このまとめ記事では、排水口の分解や故障の直し方までは扱いません。
どの臭いでも、先に見直したい4つがあります
臭いの種類がまだ分からない時は、次の4つだけ確認します。
洗濯物を詰め込みすぎていないか
洗濯物をぎゅうぎゅうに入れると、水や洗剤が全体に行き渡りにくくなります。
「たくさん入る」と「きれいに洗える」は同じではありません。洗濯物が中で動ける余裕を残します。
洗濯後、濡れたまま長く置いていないか
洗濯が終わったあと、洗濯機の中に置かれる時間が長いほど、臭いが気になりやすくなります。
すぐ干せない日があるのは当然です。毎日完璧に守る決まりではなく、臭いが続く時に確認する項目の一つです。
厚い部分まで乾いているか
バスタオル、防水シーツ、厚手の衣類は、表面が乾いていても折り目や重なった部分に湿気が残ることがあります。
乾かすところまでを、洗濯の一部として見ます。
洗剤や柔軟剤を増やしすぎていないか
臭いを消したくて、洗剤や柔軟剤を多く入れたくなる日があります。私もそうでした。
でも、多く入れれば臭いが落ちるとは限りません。商品表示の量へ戻し、香りで隠す前に、どこから臭っているかを確認します。
酸素系漂白剤は、すべての臭いに同じように使う物ではありません
私にとって酸素系漂白剤は、「洗濯を頑張る道具」ではありません。
臭い戻りで心が折れないために、腕力ではなく、つけ置きと時間へ逃がすための道具でした。
ただし、ゲロ、尿、生乾き臭、靴下臭は、汚れた物も最初にすることも違います。感染症が疑われる嘔吐の処理とも分けなければいけません。
粉末酸素系漂白剤の量、温度、つけ置き時間、洗濯機への入れ方、使えない素材は、このまとめ記事では繰り返しません。
洗濯表示で漂白剤が使えない物に、無理に使わない。
怖いから量を増やす、長く置くといった自己判断をしない。
塩素系漂白剤や酸性の製品など、ほかの薬剤と混ぜない。
詳しい判断は、上の記事で確認してください。
夜中の私は、朝の私へつなぐところまででいい
以前、息子の喘息が続いていた頃、私は2歳下の子を見ながら、夜中も咳き込む息子へ水を飲ませたり、薬を使ったりしていました。
それでも、吐く時は吐きます。
深夜2時。
子どもを着替えさせ、寝る場所を作り、暗い洗面所でゲロの付いた衣類を洗う。
隣では夫がスースー寝ている。
「気づけよ。気持ちよさそうに寝てんじゃねーょ」

口には出しませんでしたが、心の中では毒づきました。
洗濯物に怒っていたわけではありません。
看病しても吐かれたこと。眠れないこと。明日の朝も自分が動かなければいけないこと。
そこまで全部ひとりで抱えている気がして、余裕がなくなっていただけでした。
パパには見えにくいけれど、臭い洗濯は毎回考えるのがしんどいです
洗濯機へ入れれば終わりに見えるかもしれません。
でも、臭い洗濯は、その前に考えることがたくさんあります。
これは普通に洗っていいのか。
先にすすぐのか、つけ置きするのか。
酸素系漂白剤を使える素材なのか。
布団まで染みているのか。
今夜洗うのか、朝へ回すのか。
洗う前に、頭の中で小さな会議が始まります。
「臭かったら、もう一度洗えばいい」と言われても、もう一度洗うということは、もう一度干して、乾かして、取り込むということです。
しんどかったのは、洗濯機を回すことだけではありません。
眠い夜中に、毎回ひとりで判断することでした。
今なら、あの時の私に言えます。
夜中に全部終わらせなくていい。
子どもを落ち着かせる。
汚れを広げない。
洗える物を分ける。
朝に洗える状態へつなぐ。
夜中の私は、そこまででいいです。
洗濯を途中で朝へ渡すのは、家事を投げたことにはなりません。
翌朝、子どもに少しでも普通の声で話すための準備です。
洗い方だけでなく、次の夜の負担を減らす逃げ道もあります
おねショや嘔吐が何度か続くと、洗い方を覚えるだけではしんどい日があります。
そんな時は、汚れたあとの対処だけでなく、布団本体まで届く量を減らす備えも役に立ちます。
防水シーツは、嘔吐やおねショを止める物ではありません。
絶対に布団が汚れない魔法のシーツでもありません。
それでも、シーツを外した時に布団本体が守られているだけで、その夜の洗濯量と心の重さはかなり変わります。

四隅を留めるタイプから、側面まで覆う防水シーツへ替えた理由と、実際に使って感じたことをまとめています。
側面完全防水シーツを選んだ理由を読む防水シーツを越えて敷布団まで汚れた時、以前の私は、水を吸った布団を丸ごと浴槽へ運んでいました。現在は、上層・中芯・下層を取り外せるZeroを使っています。
実際に汚れた下層だけを外して洗った体験と、価格を抑えて購入したTF19Aとの違いを、新しい記事でまとめました。
洗える敷布団を家族で使った口コミを見るよくある質問
洗濯した直後から洗濯物が臭うのはなぜですか?
汗や皮脂などの汚れが残っているほか、洗濯物の詰め込み、洗剤や柔軟剤の量、洗濯槽の汚れなどが関係することがあります。
一枚だけか、洗濯物全体かを確認すると、衣類と洗濯機のどちらから見るべきか分けやすくなります。
乾いた洗濯物が、濡れると臭うのはなぜですか?
乾いている間は感じにくかった臭いが、汗や水分を含むことで再び分かりやすくなることがあります。
バスタオルなら、生乾き臭の記事で洗い方と乾かし方を確認してください。
何度洗っても特定の服だけ臭う時はどうしますか?
その服に付いた汗や皮脂、素材の乾きにくさ、蓄積した汚れなどを確認します。
洗剤を増やして洗濯物全体を何度も洗うより、臭う物だけ分けて対処する方が作業を増やしにくくなります。
洗濯物ではなく、洗濯機が臭う時はどうしますか?
カビ臭さや黒い汚れがある場合は洗濯槽、下水のような臭いなら排水まわりを確認します。
焦げ臭さや異音など普段と違う様子がある場合は使用を止め、取扱説明書やメーカーの案内を確認してください。
臭い洗濯物には、すべて酸素系漂白剤を使えますか?
使えません。素材や色柄、洗濯表示によっては漂白剤が使えない物があります。
また、感染症が疑われる嘔吐物の処理は、普段のニオイ対策と分けます。量や温度、使えない素材は、粉末酸素系漂白剤の記事で確認してください。
まとめ|洗濯物が臭う時は、一つだけ選べば大丈夫です
洗ったのに、また臭う。
その時は、昨日の自分が何もできなかったように感じることがあります。
でも、家事が下手だったわけではありません。
ゲロ臭、生乾き臭、靴下の汗臭さ、おねショの尿臭、洗濯槽のカビ臭さ。
違う悩みを、同じ洗い方で何とかしようとしていただけかもしれません。
洗ったタオルが臭う。
靴下も臭う。
二度洗いも当たり前になっている。
もし臭いを我慢する暮らしになっていたとしても、全部を一度に変えなくて大丈夫です。
今いちばん困っている物を一つ選び、その臭いに合う洗い方へ変える。
そこからで十分です。
まずは、いつ臭うか。
次に、何が臭うか。
そして、一枚だけか、洗濯物全体か。
ここまで分けたら、今の悩みに近い記事を一つ選んでください。
全部を今日直さなくていいです。
ママの腕力や気合いで、全部の臭いと戦わなくていいです。
夜中なら、朝の自分が動ける状態へつなぐところまで。
洗い直しで心が折れそうなら、仕組みやつけ置きへ逃がす。
次の夜が怖いなら、防水シーツのような備えに頼る。
それは手抜きではありません。
次に子どもへ普通の声で話すための、こちら側の逃げ道です。
